のどかな秋の休日と白熱した戦い【八海山麓ＭＴＢ大会】

朝６時に家を出発。奥様がエアロの研修ということで
一番の新幹線に乗せるため新潟駅へ送りました。

その後、通勤割引時間帯の高速道路で大和ＰＡまで行き、
スマートＥＴＣで高速を出ます。
インターから５分ほどの「八海山麓スキー場」へ。
前日入りのスタッフがすでに準備を始めていました。

先週、整備が間に合わなかったブレーキホースを
長岡のサイクルショップから持ってきてもらったので、
集合までの時間に組み替えました。

作業が終わってあたりを見渡すと、参加者が集まって来ています。

この大会のために、遠くは千葉や宮城からもエントリーされていました。

スタッフの証を受け取り、いよいよ大会の始まりです。

今日はダウンヒル。

こんな感じで山の上からオフロードを最高時速４０キロを超えて下ります。
写真の彼は中学生の頃は学校帰りに良く我が家に寄って遊んでいました。
そんな彼も二十歳を過ぎて立派な（？）大学生です。
今回の大会は彼がレコードタイムでした。（他の人と砂煙の勢いが違います）

我々もスタッフレースがあるので、コース整備を兼ねながら練習走行を行います。
今日の役割はコース中盤のマーシャルです。
マーシャルと言いながら殆ど撮影に明け暮れていました。
写真の気になる方がオフィシャルサイトで確認してください。

大きなけが人もなくレースも終わりました。

私の結果は、総合で片手に辛うじて入らない順位。
大会前に「大人げない」と言われた主催者の彼に0.1秒くらい負けてあげました。
でも、自分のタイム計測前の無茶な練習の際、スローパンクしていたようで、
暴れるバイクとの格闘となったので、このタイムには満足です。
と、言っていたら、頼んであった写真が送られて来たので載せちゃいます。

このプロ並みの撮影技術はさすがです。
こんな私がとても早そうに映っているではありませんか！

 

 

一夜明けて、日曜日はデュアルスラローム。

朝７時前。まだ殆どの参加者は来ていません。
あたりは朝靄に覆われていますが天候の崩れも無さそうです。

このレースはスキーのＤＳと同じ。

２人がそれぞれのコースを「ヨーイドン」でスタートして、
早くゴールした人の勝ちという単純で見ていてスリリングなレースです。

そのため、こんな草レースの割に沢山のギャラリーが詰めかけます。

ここで優勝したのは先ほどの大学生の兄。

兄弟で早いんだわ。ホント。
２人が高校の頃までは争えたけど、こっちは衰えるしあっちは成長するしで・・・

懐かしい仲間が集まり、わいわい騒いで、また新たな知り合いが出来て・・・
秋の穏やかな休日を楽しく過ごすことができました。
スタッフは大変ですが、参加者の皆さんのおかげで
白熱した戦いを観戦でき、感動をいただきました。

草レースは転んでも楽しい、勝ってうれしい、
うまい人も下手な人も暢気に楽しめます。
ぜひ、来年、この記事を見つけたあなたも参加してくださいね。

 

---

最後に、ブレーキホース交換の記録です。

フォークに固定してあるタイラップを外し、キャリパー側のブレーキホースの下のネジを外します。

ホースの端をビニール袋に入れて、レバー側のネジを緩めてホースを外します。
こうすることにより、ホースの中のオイルが溢れずにビニール袋に収まります。

外したブレーキホースを確認すると、メッシュホースの付け根からオイルが滲んでいました。

キャリパー内のピストンを中心に汚れを拭き取りながらパーツクリーナーで
流れたブレーキオイルを洗浄します。

新しいブレーキホースを取り付け、保護用にスパイラルケーブルを巻き付けます。

前回やったようにブレーキオイルを足しながらエア抜きをしていきます。

この方のリザーバータンクのゴムパッキンは形状から空気が入りやすいので、
いろいろと工夫しながらエアが残らないように充填して完了です。

ブレーキホースをフォークに這わせてタイラップで固定します。
ホースの在庫の関係で50mmほど短くなったので、
取り回しが窮屈になってしまいました。

 

久々のフルスペックダウンヒルバイク。
ようやく感覚を思い出したところで終わっちゃいました。

 

やっぱり富士見に走りに行こうっと。。。。