自転車の修理【STIレバー取り付けとディスクブレーキのエア抜き】 [MTB(自転車)]
今週の初めに手元に届いたブレーキとシフター。でも立て続けにあった飲み会とお食事会でブログにアップすることができませんでした。
前にも紹介しましたが、今回はSTIというマルチコントロールレバーで、ブレーキレバーを上下すると変速する仕組み。
始めて体験するメカニズムだが、果たして慣れることはできるのだろうか・・・
では取り付け開始。今まで使っていたブレーキを取り外す。
「それなり」に見えていた今までのブレーキも新しいものと見比べるとさすがに・・・
今までのブレーキも今回のブレーキも油圧ディスクブレーキ。しかも対向2ポットと普通の車と遜色ない仕様。
説明書を参考に自分自転車に合わせた長さの油圧ブレーキホースを作成します。
車庫に眠っているダウンヒルバイクはステンレスメッシュのホースを使っていますが、話によるとこっちのブレーキホースの方がプアーな感じはないとのことです。
切り口にインナースリーブを打ち込む作業がありますが、バイスを出すのが面倒だったので、バイスプライヤーで挟んで打ち込みを行いました。
ちなみに黄色い四角は治具でホースをつぶさないように用意されています。
ブレーキレバーへホースの取り付けです。
真鍮製の部品を通し、グリスを塗りレバーへねじ込んでいきます。絞めた力で真鍮が変形して密閉する仕組みのようです。
本体側にも同じようにホースを取り付け、オイルを入れていきます。
本体側はパッドを付けてしまうと万が一オイルが漏れたときパッドにオイルが付くことを防ぐためにくみ上げる前にエア抜きをしてしまいます。
作業手順としては・・・
- ブレーキを徐々に握りながら、本体側のエア抜きバルブをスパナであけます。
- ブレーキを握り切らないうちに本体バルブを閉め、ブレーキから手を離したときにオイルが戻ることを防止します。
- ホースにオイルが流れて行くとリザーバータンクのオイルが減りますが、絶対に切らさないようにオイルを補充しながら作業します。
- 上記を繰り返しているとホースにオイル満たされ、チューブからオイルが出てきます。
- オイルが通ったらホースを軽く叩いて振動を与えたり、エア抜きバルブを開けずに何度もブレーキを握ってエアーを送り出します。(最後に1回だけバルブを開け、エアを抜きます)
- リザーバータンクにオイルを十分見たし、ゴムパッキンを乗せて蓋をします。(パッキンを乗せたときにオイルが漏れるくらいがベスト)
- これでブレーキのエア抜きは完了です。
変速系の取り付けは省略です。
できあがりはこんな感じです。週末からセッティングを始めます。
その前にSTIに慣れることができるかな。。。。
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