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交通事故のご報告【長文】 [MTB(自転車)]

昨日練習中、交通事故に遭ってしまいました。
たぶん、私が不意に飛び出した形になっての事故だと思いますが、
私は自転車なので「弱者保護」として責任は運転者が追うことになります。
過失はどうであれ、一時は選手登録をして選手権を転戦し模範になるべくライダーとして
交通状況を把握した対処ができなかった自分の未熟さを反省しています
相手の方も誠意のある方で幸運でした。
相手の誠意ある行動に対して、こちらも誠意を持って返して行こうともいます。

ここで、自分で覚えている限りのことを書いてみようとおもいます。
というのも、記憶が無いのです。良く「事故の記憶が無い」って言いますけど、
本当に無いんですよ。ぶつかる前までの記憶も。。。
昨日は練習で140kmくらい走りましたが、その「思い出」も相当薄れています。
事故直前、直後の記憶も全くなく、何で事故に遭ったのかが解らないくらいです。
事故の反省をするために、奥様と娘で「現場検証」に行って来ました。

場所は前にブログで「新潟のベイエリア」と紹介したまさにここ

この写真の左側の歩道を進んで行くと現れる交差点。(前回ブログ掲載の写真を引用)

で、今日撮ってきた事故現場の写真。

奥様と娘は楽しそうに四つ葉のクローバを探している・・・・

実はここを走ったのは始めてで、いつもは違うルートでトンネルを使っていました。
ここを手前から来て、横断歩道も無い市道を(写真右上方向に)渡らなければならないのです。
左前の立派な2車線の道路は病院の院内道路らしい・・・・
事故当時、その前方の歩道は整備道にしか見えなかった覚えがある・・・・
でも渡ろうとしてぶつかっている・・・
その行動は自分でも分からない・・・記憶がない・・・・
車道と歩道を分離したトンネルは、これが歩行者と自転車の誘導路です。新潟を代表するトンネルとしては、あまりにも歩行者にお粗末だと思いません?・・・・

ご覧の通り縁石を並べて、「入ってくれるな」と言わんばかり・・・・
歩道向こうに見える場所も本線へのアプローチ道路。車が横切っていて行けない雰囲気満々。

事故現場から来た方向を振り返る。

とてもこの先、歩道が切れているように思えない・・・
(これも俺の思いこみで、行政からすれば道路を渡らず、「歩道は右に100メートル先の信号を渡ってください」って言うのかな?だから渡るなという意味で縁石並んでいるのかな?)

露骨で出していいのか悩んだけどあえて・・・

自分の残した血痕が消火栓の脇に残っていました。

事故の経過として、この交差点で自分の横から相手が衝突したことになります。
時刻は13時30分24秒、走行速度は22.7km/hの状態でした。(GPSログより)
自分としては・・・覚えていません。
「大丈夫ですか」って言われて「ここはどこですか?」って聞いた記憶がかすかにあります。
その後はの記憶は本当に断片的なんですよね。
状況から見ると、相手の車はトヨタのノアかBOXYでした。
まず、右前方のボンネットが大きく凹んでいました。(人がぶつかりました)って感じで。
これはおそらく自分のお尻がぶつかったと思います。(右側は股が少し痛いくらいで他に異常無し)今の車は衝撃吸収ボディなので、ちょっとした衝撃で大きく凹みますから・・・・
それと右Aピラー(フロントガラスの脇の枠)にヘルメットの塗装恨が残っていました。
その跡を残したヘルメットの場所がこれです。

中の緩衝材が割れています。このヘルメットはB90規格なので、ここまで逝くのは相当の衝撃だと思います。(頭には「たんこぶ」が出来ている)
あと、バンパーの数カ所に細かい金属の傷が残っています。
それは自転車のペダルなどのパーツやギアがぶつかったのでしょう。

自分としてはぶつかる瞬間、右側にいきなり車が現れて・・・
「ななななんで、こんなところに車がいるんだ?よけられないじゃんか!」
って思った記憶があります。そのあと、地面でうつ伏せになって・・・・
「動かないで、頭から血が出てるから」って言われて、「ここはどこですか?」って・・・
傷の状況からの推測ですが、
右のお尻に車がぶつかったとき・・・・
体をすくわれて、5メートルくらい飛ばされながら・・・
頭を相手の車のAピラーに右側頭部をぶつけて・・・・・
地面に左全面から落ちたようです。
その際手を突いたのでしょうか。肩の辺りが猛烈に痛いです。

出血は落下の際地面にぶつけた額左側からのようですが、
その場に居た人たちは頭からの出血と思い相当焦っていたようです。

その後、救急車が到着してその場を去った時刻が14時02分05秒(GPSログより)
なので、事故から30分掛かっています。この時間を早く見るか遅くみるか・・・
ちなみに、病院到着が14時17分42秒(GPSログより)ですから、やはり、事故から処置までは1時間掛かると思ったほうが良いですね。私の場合は時間との争いではなかったので冷静に分析してますが、これが頭の怪我とか出血多量だったら・・・・

話を戻して、現場で救急隊の人に名前や連絡先をマシンガンのように聞かれて、
反射的に「自転車のGPSの電源入れ直してください。初期画面に全部出ますから」って言いました。
こんな時のため?山で遭難した場合とか?万が一のために、GPSの初期画面に緊急連絡先を入れてありました。
まさか役に立つなんて・・・
でも、血液型入れてなかったので、次までに(?)入れておくことにします。

その後覚えているのは自転車のこと。
警察はそのまま現場に放置するって言ってますう。
「それだけは止めてください~」「どこかに預かって貰ってください~」
って騒いだ気がします。
だって、総額で40万を越えるバイクなんだもの・・・・大事、大事・・・・
その後、「運転手さんに大丈夫だって言ってください~!!」
って言いながら救急車で運ばれて行きました。

救急車の乗り心地は以外と揺れます。(あまり記憶無いけど)
そこでも暢気な私は隊員さんに声をかけます。
「血圧が▲■※○☆△◆」→自「あ、すみません。普段から血圧高いです」
「この救急車はどこから来ましたか?」→隊「東の本署ですよ」
「東?東っていうと○○さん居ますよね。あの方、俺のテニスの師匠なんですよ」
「あ、そうなんですか?○○は今△△の救急隊長になってますよ。一緒にテニスやられていたんですか」
「はい」・・・・その後の記憶が無い。
事故とは何も関係の無い会話。きっと、隊員さんは意識がもうろうとしている病人の話し相手のつもりだったと思う。かえって気を遣わせてスンマセン(陳謝)

救急車は無事救急病院へ。病院では・・・
「どこの病院ですか」「新潟○○病院ですよ」
「俺、ここで一度怒られたんですよ・・・」「かかったことあるんですか?」
「はい、アポなし救急で。そしたら、看護婦さんに「○○さんここは救急病院ですよ」」
「「救急は前もって電話してもらわないと先生の都合が付かないかもしれないでしょ」って怒られました」
「で、診察を受けたら「何でもっと早く来なかったんだ」(傷がひどくて破傷風の恐れがあったらしい)って先生に言われましたよ(笑)」・・・・その後の記憶がない。

次に記憶があるのは額の傷を縫う時。麻酔して縫うのが痛くて痛くて・・・・
今まで怪我で相当数縫って来たけど、顔は始めて。やっぱり顔は神経いっぱいあるからなのかな痛い
ついで肩が痛くて骨折したと確信していたところのレントゲンを見せられました。
前の手術のおかげが、この頃には意識がはっきりしていました。
レントゲンを見て自分は「あ~骨が折れているぅ~!」と確信しました。
先生が「亜脱臼だね。シップして三角巾で吊ってあげて」
?「あだっきゅう?」折れてない?あれ?
自分は本当に骨折しないんですよ。
4年前にスキークロスの大会でジャンプに失敗した時も骨が折れたを確信していたら、肘の脱臼だったし・・・・

まぁ、良かったぁ。骨折じゃなくて。。。
で、術後に血だらけの顔を看護士さんが拭いていたら、
看「せんせ~い。もう一回ですぅ~。耳の裏も切れてましたぁ~」と明るく。
当直医は30歳に届いたかどうかの若先生。
嫌みっぽく怪我の見落としを指摘されていました。
まぁ、彼は右足首の深めの擦過傷も見落としているけどね・・・・・

治療が終わると、相手の方が病院に駆けつけてくれていました。
自転車も相手の方が確保して車に乗せて来てくれていたことは最敬礼。
弱者保護とは言え、自分にも非が無いとは言えない事故。迷惑を掛けてしまった。
相手のご厚意で自宅まで送っていただけるという。
車の中には「リラックマ」と「バンダコパンダ」がお出迎えしていた。
聞けば小学生の子供が2人いらっしゃるとのこと。
自分としても申し訳無く、
「えー、自分の体はもう大丈夫ですから、今日のことは忘れて残りの連休をお子さんたちと遊んであげてください」
「起きてしまったことは仕方が無いです。自分も自転車乗りとして交通事故に遭うと言うことは許されないことですから、あとは保険屋さんと交渉して終わらせます」
と偉そうに・・・・俺は家族投げ出して遊んでるぞ・・・

自宅まで送っていただく車の中、なるべく明るく振る舞いました。
もちろん、顔も肩も痛いけど、そこまでみんなを苦しめる必要はないよ。
相手の家族はなおさら。お父さん元気ない家は明るくないよ・・・・

自宅に送ってもらったのが16時34分24秒(GPSログ)半日潰れました。
お相手にも丁重にお礼をして家に帰ると誰もいない・・・・
連絡もしなかったので分かったいたことなのだが・・・・

でも、向かいに住んでいる両親は騒がしい。
自分の帰りの遅いことに何かを察していたようだ。
気づくとケータイ電話には不在着信の山・・・全部母親からであった。
昔から「鉄砲玉のように飛び出して!」って怒られていたけど、
やっぱりいくつになっても親なのかな?
子供の事故には何か虫がしらせたようだ。普段は電話なんてよこさないんだけどね。

19時頃、奥様と子供が帰って来た。
案の定冷静な子供は「大丈夫?」くらいの反応。
冷ややかとも思えるこの性格。
でも、聞けば普段山スキーに行けば、無事に帰ったかな?とか心配しているらしい。
態度はどうであれ、気持ちはいただこう。
「ありがとう。ご心配おかけしました」

※この場所について事故はどうであれ、誘導に問題を感じたので、いつも行っている自転車屋さんを通じて看板整備の働きかけをお願いしました。
また、市長への手紙という新潟市の陳情サイトへ投稿してみました。
何か動きがあったらまた報告します。
 

現場にはこの車で行きました。(平成元年10月生まれ)
やっぱり、現場に改めて行くというのは勇気がいりますね。


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