もう首を突っ込むのは止めた・・・
これ以上、仲裁に入っても自分の興味本位で彼らを振り回しそう。
感情的になっていたり、怒りや憎しみがお互いにあるのならまだしも、
女性側は相手に愛情も憎しみも抱いていないので説得するネタがない。
もともと2人は同じ会社の上下関係から愛を育んでいた。
2人ともJAVAのエキスパートだから引っ張りダコなので、
結婚して自分たちのキャリアアップのだめに別々の職場に転職した。
ここからが彼らの運命を変えたのでしょう。
彼は仕事の上下関係と夫婦の関係を混同して、自分がリードしていたと思っているし、
彼女も彼を仕事と遊びのアドバイザーとしてしか見ていなかったのではないかな?
出会いから成長期までの二人の関係は、これで問題無いと思うんだけど、
ここから、夫婦として、家族として「どうやって成長していくか?」という考えが無かったのかな?
だから、仕事が変われば人間関係も変わって、
彼女の上司は変わるし、新たなアドバイザーも出現するわけであり、尊敬の相手も変わる。
今まで始終一緒にいたことに比べ、疲れて家に帰った数時間だけの夫婦生活だけで、
従来通りの関係を維持しようなんて、無理無理。
おまけに、彼らは家族として何も共有財産が無い。
子供の居なければ、家も無い。同棲と全く変わらない。
車や安物の家具や食器なんて彼らの収入ならいつでも買い直せる。
あげくのはてに、彼女の親は今でも結婚に反対していると来たらもう、
離婚しても失うものが無いどころか、愛が無くなった今、
家事洗濯からも解放され、職場からも近い実家に帰れる彼女にとっては
離婚ほど魅力なものは無いでしょう。
これに彼が今気づいて、生活改めようとしても、もう遅いんだよね。
人間の冷めた気持ちはどんなことがあっても戻らない。
また、新たなことで別の感情が芽生えれば別だけどね。
だから、人生取り返しが付かないから毎日一生懸命生きないとだめなんだよ。
仮に、俺が素晴らしいアドバイスが出来て、彼女を引き留めたとしても、
それは俺が彼女を一時的に引き留めたわけであって、彼の何かが変わった訳ではない。
彼女は彼の日々の生活態度に愛想を尽かしたわけなので、彼の日々の生活態度が変わって、
彼女がそれを認めないと、これから先の「希望の見えない生活」からは抜け出せないのだから・・・
この内容を彼に伝えた。無言だった・・・(泣いていたみたい)
ようやく気づいたようだ。
今までにも「本当の優しさ」とか「男として」とか「敬う」とかいう言葉を
使って彼にはアドバイスしてきたんだけど、
自分本位の性格の彼には「その場の話題」としか受け取っていなかったのかな?残念だ・・・
彼がこの問題の本質に気づいたとしたなら、おれの役目は終わり。
おれはドラえもんじゃないから時間は戻せない。
あとは彼女が家を出ていくまでにどこまで彼が革新的に変革できるかしな残っていないでしょ。
俺が彼女に何か言っても彼女を落胆させるか、反対に勇気付けることになってしまう。
それだけ、彼女は理論派で、話しに筋が通っているから。。。。
ノイズを受けていろんな状況を理論に置き換えて自分を正当化する材料にしてしまうだろう。
そうしたら、なおさら彼がリカバリする時間を奪ってしまいかねない。
はぁ~・・・・
一昨日の夜から、どちらからも連絡は来てない。「宣戦布告」から「冷戦」に入ったようだ。
来週から彼はオランダに出張らしい。日本に帰って来る頃は「調印」になるかもしれないけど、その時は違う角度で彼を勇気づけよう。
http://blog.so-net.ne.jp/senor_senor_senor/2006-11-28
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