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アルペントレッカーの調整とスキーワックスがけ【SKIシーズンイン】 [スキー]

今年、スキーブーツを新調したので、それに関連するアイテムの調整の必要が出てきました。
昨日に引き続き体調も悪かったので、車庫に隠ってその辺りの作業をやりました。

密閉された車庫の中ではカセットガスストーブでも十分暖かく作業出来ます。
自分の今使っているスキーはROSSIGNOLのSCRATCH FS。

このブランドでは5年目、この板は3年目。当時はFAT系とも言われたフリースタイル系の板です。
今じゃ並の幅の板となり、むしろBC系では細いと言われてしまいます。
でも、BCスキーはレースじゃない自然相手のスポーツなんだから、
その都度最適な板を選ぶなんてナンセンスなことはしないで、自分の気に入ったアイテムを、
そのコンディションで最大限に引き出す滑りを心がけることを大切にしようと思っています。

新しいガルモントアドレナリンは、前のライケルよりソールが長くなったので、
ブーツセンターが気になっていましたが、現状のビンディング位置だと、
これくらいブーツセンターがセットバックされてしまいました。

(ドライバーの先端がブーツセンター。スキーは2種類のセンターがあり、
跳び系が前、フリーライドが後となる)

実は、この板は昨シーズンに跳び系のセンターだったものをフリーライドに付け替えしています。
そのため、今回開けたい位置の付近には、すでに穴が開けられていて強度的に不安な状態でした。
やむなく、通常より約1cmほどセットバックして使うことにします。
理論的に、極パウであれば浮力が増しますので良しとしましょう。

ということで、ビンディングの位置を変える必要が無くなったので、
ブーツサイズにリアビンディングをアジャストして、前圧調整をして完了です。

(中のネジの面が脇のボディと面イチになればOK!)

 

 

もう一つ調整が必要なアイテムが「アルペントレッカー


自分のようにアルペン系の道具でBCを楽しむための必需品です。
ブーツが大きくなった分、アルペントレッカーのテーブルも4本のネジを外し、1穴分大きくしました。
そこで、既知の重大な問題をクリアするための調整が必要になります。
BC系のプロショップの多くは、自分の使っているSCRATCHのビンディングは使えないと言われます。

その理由がこれ。

トレッカーのせいで、ブーツが下がり、さらに高さも増すので、ブーツの端がビンディングに
干渉して下まで下がらなくなってしまします。
異音や傷を気にしなければ良いとも言えるのですが、ちょっとした工夫で乗り切ります。

何てことはありません。アルペントレッカーの調整ネジで前圧を上げて、
リアビンディングの跳ね上げを減らせば気にならない程度まで干渉を防げます。
ただし、あまり前圧を上げると、アルペントレッカー自体が固定されなかったりしますので、
ここは経験値で調整していく必要があります。
また、ソール長320mm以上のブーツはアルペントレッカーのスクリューが足りなくなる可能性があります。

 

 

さて、新しいブーツも使える状態になったので、
滑走ワックスを塗っていつでも滑りに行けるようにしましょう。
昨シーズン終了時に滑走面のリペアと、
写真にある超鋼シャープナーを使ってエッジ研磨を済ませ、
ベースワックスを塗っておいたので、スタートは簡単です。

みなさん、プロ並みの手順でやっておられるかもしれませんが、
私の場合、30年の経験がつちかった超手抜きのお気楽ワキシングです。

まず、塗ってあったベースワックスをアイロンで暖めなおして、スクレーピングします。(生剥がし)

滑走面がある程度冷えたら、もう一度スクレーピングしてベースワックスをなるべく剥がしておきます。

滑走ワックスを滑走面に直接擦りつけて行きます。今回は-2℃~の7番を塗っておきました。

アイロンをあてて、ワックスを滑走面に馴染ませて行きます。これで削りカス極少で削れます。

ワックスが常温になったら、良く磨いだスクレパーで隅々まで丁寧に削り落とします。

ブラシを使ってストラクチャーの中のワックスを削り出します。

ナイロンブラシで不要なワックスを削って完了です。

 

 

これで、いつでも滑りに行くことができます。
ただ、今までの私の行いとしては年内に行くということは希で、
1月の雪は沢山積もってからが本番です。

でも、いざ行きたくなって道具の用意が出来ていないのは悲しいので、準備だけは済ませます。

 

 

 


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