三国峠~猿ヶ京の旅(その1)【MTB山岳ツーリング】 [MTB(自転車)]
日曜日、予定通り三国峠を越えてまいりました。
朝、5時に起床。そのまま出かけようと思ったのですが、
昨日はお料理デーでもあったので、コンビニで買い物するくらいなら、
朝食を食べていこう!さらに、お昼のおにぎりも作っていこう!
という考えになり、食事を済ませおにぎりを3つ作って、家を出たのは6時過ぎ。
ETCの通勤割引で行けるところまで行き、その後は下道で三国峠まで。
でもトレイルは群馬側なのでそのまま通り過ぎ、猿ヶ京に車をデポします。
車からチャリを下ろし準備をします。
峠の天気は、ほのかに霧。でも雲が低いので直ぐにでも降り出しそうな感じでした。
気温も温暖前線の影響か、峠でも3℃、デポ地は5℃と思ったより暖かめです。
そのため、フリースのベストはリュックに縛り、バッチリ防水処理したウィンドブレーカーに
CWXのタイツにトレッキングパンツの組み合わせで峠を目指すことにしました。
(防水処理は前にも書いたNIKWAXが絶対のお薦め。特にゴアテックス系のウェアは素晴らしい撥水効果です!)
いよいよ行動開始。左に曲がると法師温泉です。
当初は法師温泉経由の自然道で最後三国峠までは担ぎ上げようと思ったのですが、
先ほどの峠の状態では昼間で天気が持ちそうにありません。
予定を変えて国道を登ることにしました。
ここからトンネルまで約10㌔は、ひたすら登りになります。もう車に轢かれたくないので、
ヘッドライトを点灯、リュックには3連のフラッシングライトを付けて身を守ります。
大型トラックの通う峠道はそれほどの斜度も無く、ミドル×3~5段で持続。
10~15km/h で上がることができます。
「あれ、見たことある車の編隊・・・・」
八海山麓に通う連中の車が峠を下ってきます。
今日、彼らも走るという情報は耳にしていたのですが、やっぱり来ていたのですね。
自然道を通っての法師温泉への入り口です。
のぞき込むと結構な勾配です。チャリを担いでも大変そうです。
ここで約半分。さっきより雲も降りています。休憩無しで一気に峠を目指します。
峠まであと600mというところで自転車が沢山並んでいました。
先ほどの彼らのバイクです。一人が「番人」をしていたので、話しているうちに先ほどの彼らが
1台の車に便乗して戻ってきました。
基本的に下り系の方々なので(自分も昔は・・・)車を下に集めておき、下りだけ楽しむようです。
彼らは群馬側から上がるとのことなのでここで別れ、私はあくまでも「峠攻略」を目標に
三国トンネルを越えて新潟県側からアプローチします。
三国トンネルを越える最中、車に1台も抜かれませんでした。
それだけ交通量が減ってしまったんですね。ほんの二十数年前までは物流の要所だったのに。。。
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった・・・・」
かの有名な川端康成の書き出しですが、まさに雪が降り始めていました。
雪であれば、強力に撥水処理したウィンドブレーカーで弾き飛ばせますが、
体温が伝わる皮のグラブは濡れてしまうので撥水性のある防寒グローブに変えました。
トンネル出口の直ぐ脇に旧道の登り口があります。
出だしは階段ですが、その後は幅の広い「がれ場」の登りが続いています。
ガレていなければ乗って上がなくもないですが、
ここで無用な体力消費は控え「下り」に専念します。
山頂に着くと気温も一気に下がり、降ってくる雪もしっかりとした形になりました。
避難小屋に入り石仏にお参りを済ませてひとまず休憩です。
おにぎりを食べて、「SOYJOY」のデザートを頂いていると降りが激しくなっています。
ウィンドブレーカーでは限界と判断して、雨用に着替えることにしました。
フリースのベストを着て上下とも雨具を着て下りに備えました。
...To be continued
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